スギと漆喰と大谷石。自然素材の調和を楽しむ家。

ご夫婦は、好きな建築家のエッセンスを随所に取り入れた平屋を建てました。
例えるなら、北欧の別荘のような家です。和モダンとは一線を画するため、
無垢と漆喰のバランスにこだわり、素材にはレンガや石を効果的に用いました。



うづくりの杉材 音響熟成木材が広がるリビングは天窓に導かれた光が
漆喰の白壁と勾配天井を優しく照らしています。
土間には薪ストーブが備わり 間仕切りを兼ねたアクセントウォールの大谷石が
その優美さを主張しています。連続する木枠の窓枠を配し、間接照明を巡らせた
キッチンは常に片づけの意識を持つようにと、あえてオープンスタイルにしました。
大好きな空間です。料理が楽しくなりました。と奥様。

連続する窓が特徴的な平屋のM邸。シナモングレー色の塗り壁は悩みに悩んで選びました。

間接照明が漆喰の壁を優しく照らす寝室。ベッドのヘッドレストには大谷石を使用しました。

玄関の外と内の壁面に張ったレンガの連続性をFIX窓を介して効果的に見えるように。



中庭の見える開放的な浴室は、壁と天井を板張りにしました。
ホーローの浴槽はツルッとして掃除が楽ですね。

周囲の目線に配慮して壁面を立ち上がった中庭。
大谷石のデッキが建物沿いに伸び、アクセントにレンガを張った支柱が塗り壁と調和するように。
