免疫力を上げる自然の力を活かした住環境
ウイルス対策で非常に大事なことは、手洗い・うがいなどの予防に加えて「免疫力を上げておくこと」だと
思います。日常的に免疫力を上げておくために大事なのは、体調管理です。
特に適度な運動で血行を良くし、カルシウム、マグネシウム、鉄分、亜鉛などのミネラルとビタミン類の
豊富な食事を心がけることですが、意外や意外な盲点が「住環境」です。
サーモグラフィーを使った実験を行ったことがあるのですが、新建材を使った住空間は人の体温を
下げてしまいます。体温が下がると免疫力も落ちてしまいます。また、室内の「乾燥」にも注意が必要です。
無塗装で木の命が生きている音響熟成木材は常に呼吸しており、幻の漆喰と共に調湿作用があります。
音響熟成木材と幻の漆喰の住まいが湿度30%以下になることは、ほぼありません。
モデルハウスでご体感していただくと分かりますが、音響熟成木材は暑い時期にはひんやりし、
寒い時期にはあたたかい感触になります。
ホルマリンなどの防腐処理や化学物質を使わない「無塗装」で「木が生きている」ということが重要ですね。
集成材や合板は死んでしまった木ですから免疫力を下げますし、構造強度も弱く、長持ちしません。
ウイルス対策にワクチンは不可欠でしょうが、もっと根本的な「自然の力」を上手く利用することで
免疫力を上げたり、予防につなげたりできる「あたりまえ」の生活環境を手に入れることが
大切なのではないでしょうか。
そのような自然の力を活かした住まいで、家庭内感染を抑えることが重要だと考えます。